このところ、書店で本を買っては読みかじってばかりで読了できず、『ジェーン・エア』については、いよいよソーンフィールド邸が舞台になったのに、本筋より背景や設定が気になって横道に逸れたまま。どれもブログにあげるまでには至らない状態なので、今回は雑感を。
ご存知『赤毛のアン』の映画版。私はMegan Follows主演の作品がお気に入りです。DVDのパッケージは、駅でマシューの迎えを待つシーンが使われていますが、それ以外でも作品のイメージがすぐに思い出されるような構成になっています。
こちらは2016年版。ややドヤ顔的なアンが気になりますが...。
Martin Sheenのマシュー役、農夫の素朴さはあまり感じられません
これは詳細はわかりませんが、古い作品のようです。
主演のアンは大人びた印象です。
こちらはBBC。十代後半ぐらいに見えます。
こうしてみると、少女らしさを保ったままのアンなのか、それとも女性として成長したアンなのか、作り手がアンをどのような女性として捉えているかわかる気がします。
さて、今回、続編の『アンの青春』でおもろしいパッケージを見つけました。
比較対象としてMegan Follows主演の『アンの青春』。アンは教師になっていますが、まだ子供っぽさも残っています。パッケージもそんな感じがうかがえます。
そしてこちらはハーレクイン顔負けの『アンの青春』。アンとギルバードのなまめかしい抱擁が...(笑)
もし、この作品を知らずにパッケージで買ったとしたら、アンとギルバートのめくるめく情愛を期待されたかもしれません。
表紙に書かれている「nu ar hon kvinna」をグーグル翻訳にかけたら、スウェーデン語で「今、彼女は女性です」と出てきました。「今、彼女は女になった」的なコピーですかね(笑)でも、裏を見ると映画のずっこけたシーンが扱われていて、このギャップがなんとも....。
ハーレクインっぽいのもアリかもしれませんが、そうなるとマリラやレイチェル夫人が卒倒しそう...(笑)