鈴の文箱

日々の雑感(覚書)、本のこと(ネタバレあり)

その他

母の入院、兄への失望

猛暑の夏もバテることなく、自己判断で内科診療も行かず、薬も無くなっても絶好調の母だったが、先週あたりからお腹の調子が悪くなっていた。 入浴中に便意を感じないのに漏れてしまい、私以上に母自身がショックを受けていた。その後、便秘と下痢を繰り返し…

毎日クタクタ

前回の記事から3カ月近くも経ってしまった。毎日クタクタである。 7月に母が退院し、その後の生活は何かと気ぜわしい。退院後、リハビリに通わず、ずっと自宅にいる。歩く練習をすることなく、マイペースを貫く。内科の診察も行かないという。私が諭したと…

トースター高跳び

久しぶりにテレビをつけたら、おもしろい番組を見つけた。 NHKの「魔改造の夜」である。 www.nhk.jp この番組を知らなかったが、今日で3回目だというので新番組なのだろう。 今回は「トースター高跳び」。お題が「ポップアップトースターで食パンをどこまで…

本厄年 前半まとめ

今から5年前、自分の運のなさを書いた→★ 今年の夏、還暦を迎える私は本厄。成人式以来の人生の節目の行事なのに、なぜ本厄なのかと突っ込みたくなる。めでたいのかそうでないか、よくわからない。 今年前半も、見事な本厄ぶりである。 1.母の入院 4月下…

来年の日記帳

2023年の手帳が出回っている。カレンダー、日記帳も年々発売が早くなっていて、100均すら8月下旬あたりから目にするようになった。クリスマスケーキやおせち料理に早割があるのに、手帳や日記帳に早割がないのは残念である。 さて、現在5年目に突入した5…

通い猫アルフィーの奇跡(ラジオドラマ)

『通い猫アルフィーの奇跡』を読んだのが1年以上前。 今度はラジオドラマとして登場です。 1月27日の放送を聞き逃してしまったのですが、2月5日まで聞き逃し配信があるのでさっそく聴いてみました。 読書ではキャラクターたちのキャスティングは読み手が…

運慶展

「お寺の本堂の一番奥まった暗いところにあって、ほこりだらけで、すすけていて、決して近よってはいけないもの」。子供のころの私は仏像に対してこんな意識を持っていました。 大人になって、ニューヨークのメトロポリタン美術館で、フロアの真ん中に展示さ…

必死すぎるネコ

重たいテーマが続いたので、気分を変えて楽しい本を。表紙を見たとたん思わず頬が緩んでしまった写真集。 『必死すぎるネコ』写真:沖 昌之 写真家の沖 昌之さんは『ぶさにゃん』でおなじみです。糸井さんのコピーもいいですね。 ここに出てくるネコたちは野…

吾輩は猫であるノート その後

朝日新聞に掲載されていた『吾輩は猫である』が3月に終了してから3ヶ月が経ちました。 掲載開始を機に発売された「吾輩は猫であるノート」を購入したことをブログに書いたときは、テンションが上がり気味でした。 mtwood.hatenablog.com しかし、この時点…

「東京国際ブックフェア」

昨日、「東京国際ブックフェア」へ出かけました。基調講演と宝探し的な感覚で読みたい本を見つけたいという目的で毎年出かけているイベントです。 今年の基調講演は林真理子、湊かなえ、朝井リョウ、茂木健一郎、内田樹と多彩。 今回、林真理子氏の基調講演…

ビル・カニンガム & ニューヨーク

先月25日に亡くなったフォトグラファーのビル・カニンガム。以前、彼を追ったドキュメンタリーを見たときに、その温厚で細身な姿とタフな撮影活動に感銘を受けて、再度視聴しました。 『ビル・カニンガム & ニューヨーク』 (以下、ネタバレ) ビル・カニン…

吾輩は猫であるノート

4月1日から『吾輩は猫である』が朝日新聞に連載されるにあたり、その切り抜き用ノートの存在は気になっていました。 昨日付の夏目漱石の特集記事でそのノートの紹介を改めて見ていたら、切り抜きする気もなかったのにそのノートが欲しくなって、ASAに出向…

文化講座

先日、明治大学の公開文化講座『文学と読書の現在 第一線からのまなざし』に参加しました。こういった大学の文化講座は初めてです。 講座は二部構成になっていて、第一部「文学とジャーナリズムの間」前文藝春秋社社長の平尾隆弘氏による講演でした。 この講…