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鈴の本箱

本のこと、あれこれ(覚書)

オールカラー版 世界の童話

 生まれて初めて読んだ本、つまり読み聞かせではなく自らページをめくって読んだ本は何かと聞かれたら、小学館の『オールカラー版 世界の童話』全30巻と答えるでしょう(歳がバレちゃいますね)。幼稚園に入った頃に母親がパート勤めを始めたので、4、5時間ほどのお留守番の間、退屈しないようにと揃えてくれました。

 ゴールドの箱カバーにバラ色ほっぺの王子と姫の挿絵が懐かしい。

グリムの絵話 (オールカラー版世界の童話 17)

 各話ごとのカラー挿絵は美しくすばらしいものでした。アニメっぽいのもあれば、イラスト風もあり、写実的な絵画風もあれば、日本画的なものもありました。現在のデジタル処理されたものとは別の味わいがあります。

 覚えたての文字をゆっくりたどりながら、美しい挿絵は物語の世界へと導いてくれました。大人になった今も記憶に残る絵本と出会えたことは幸せなことだと思います。

イソップのお話 (オールカラー版世界の童話 1)

アンデルセンの童話 (オールカラー版世界の童話 3)

日本の絵話 (オールカラー版世界の童話 29)

どうぶつの絵話 (オールカラー版世界の童話 26)

  全30巻の中で私が好きだったのが『カロリーヌ』シリーズ。カロリーヌのともだちは動物たちで、どのキャラクターも魅力的でした。(キャラクターたちの名前はこちら当時、我が家で「兼高かおる世界の旅」というテレビ番組を見ていたこともあって、世界中を旅するカロリーヌたちがうらやましかったです。

カロリーヌのせかいのたび (オールカラー版世界の童話 23)

カロリーヌとおともだち (オールカラー版世界の童話 12)_

 ずっと愛読していましたが、子供だったので本の扱いが雑だったせいか、かなり傷んでしまい、小学校卒業近くになって親が処分してしまいました。今は古書店でときどき見かけますが、高価な本になってしまいました。大事にとっておけばよかったと後悔しています。改めて、本は丁寧に扱いたいと思いました。