今朝、ゴミ出しの帰りにのぞいたポストに入っていた「個別指導の明光義塾」のDM。なんかゴロゴロするものが入っていると思ったら、オリジナルのシャープペンシルと消しゴムのセット。しかもクォリティは結構高め(メーカーは不明)。
隣町に新規オープンする旨が書かれているこのDMは宛名がないので、この周辺全戸に配ったんでしょう。対象になる子供のいない世帯にもこのようなプロモーショングッズを配るとはなんとまあ太っ腹。興味がなくてもその太っ腹さに「景気のいい塾なのね」と思うし、チラシを見ようという気になります。
「明光義塾」は個別指導学習塾ではリーダー的な存在、塾の運営はフランチャイズ展開しているので、郊外の住宅街などではよく見かける塾の一つです。この塾を筆頭にサッカーや学童保育などの事業を含め、株式会社明光ネットワークジャパンは今や立派な一部上場企業。
教育はもう完全なビジネスなんですね。少子化の影響もあって、生徒の争奪戦はエンドレス。アイコンとなるオリジナル・キャラクター、環境設備、優秀な講師、万全のサポート、オリジナルの教材の他に、オリジナルの文具品までとなると、そのうち外注せずに、潤沢な資本金で自社の文具メーカーを立ち上げるかもしれません。
一つのビジネスモデルとして「明光義塾」の経営分析した本を見つけました。
1993年出版ですから、すでに「これからは個別指導の時代」という先見の明があったんでしょうか。先を見据える力、あやかりたいものです。