鈴の文箱

日々の雑感(覚書)、本のこと(ネタバレあり)

吾輩は看板猫である (文春文庫)

 表紙を見ただけで即買いの一冊。

 『我輩は看板猫である』

吾輩は看板猫である (文春文庫)

  下町の商店街ほど、猫にとって共生できる理想的な場所はないかもしれません。室内飼いと違って、自分の住む店からの出入りは自由だし、自分の飼い主と付かず離れずよい関係を保ちつつ、近所の店主や客たちに「看板猫」として愛されています。また近所の猫たちともそれなりに関係を築いているのもおもしろいです。どの猫たちも見ているだけで和みます。

 文庫サイズなので、異動先で疲れたときはページをめくってほっこりするのもいいかもしれません。