鈴の文箱

日々の雑感(覚書)、本のこと(ネタバレあり)

類語国語辞典

 以前から欲しかった類語辞典。最近では書店であまり見かけなくなってしまいました。入学シーズンのこの季節「辞書を読む」プロジェクトを知り、そのブックフェア開催店の地元の書店に出かけました。

http://www.jpic.or.jp/reading/dictionary2014/jisho_poster2016.jpg

 角川の類語国語辞典は実物をまだ見たことがなく、フェアのポスターにそれが出ていたので期待していたのですが、書店に置いていませんでした。「フェアなのに...」とつぶやきながらあたりを見渡すも「てにをは辞典」は1冊だけ、広辞苑すら2冊という状態。いかにも学校推奨っぽい国語辞典や英和辞書は山積みでしたが、今はほとんど電子辞書なんでしょうね。

 結局、アマゾンのレビューを見たり、さまざまなブログで中身チラ見の画像を見たりして購入を決めました。

 角川書店『類語国語辞典』

 類語国語辞典

 ぱらぱら見ているだけでも、自分のボキャボラリーのなさや誤った解釈をしていたことを痛感します。

 たとえば、「読み」。読み切る、読み上げる、読み通す、読み飛ばす、読み止す、読み捨てる、読み落とす、読み損なう、読み違える、読み熟なす、読み取る、読み込む...。

 ちょっとしたニュアンスの違いで与える印象も変わります。伝えたいことを正確に伝えるためには語彙力は必須。この辞書によって少しでも語彙が増えるといいんですけどね(笑)