鈴の文箱

日々の雑感(覚書)、本のこと(ネタバレあり)

政治・経済用語集

 『知性とは何か』(佐藤優著 祥伝社新書)を読み始めましたが、熟読するには政治、経済、国際関係などの用語の正しい理解が必要と感じ、ネット検索で調べるにも多くの情報から正しいのを選ぶのはかえって手間がかかるし、学術専門書など、私の意識が遠のくことがわかってるし...。佐藤氏の講演で学習参考書を薦めていたのを思い出し、書店で受験生たちに混じって選んだのが、山川出版社の『政治・経済用語集』。

政治・経済用語集

  高等学校で使われている八冊の「政治・経済」の教科書をすべて分析し、そこから用語を選び出して解説してあります。わかりやすくまとめてあるので、新聞などの政治や経済の記事を読むにも役立ちます。

 私が高校で政治・経済の授業を受けたのは何十年も前。お気楽な女子高生の私は真剣に勉強しなかったので、当時の記憶はほぼ皆無。しかも、それから現在に至るまでさらなる歴史が刻まれ、新たな用語が生まれたわけですから、現在の受験生たちの頭の中は何ギガバイトあるのかしら...と自分のメモリ不足を嘆くのでした。