鈴の文箱

日々の雑感(覚書)、本のこと(ネタバレあり)

毎日クタクタ

 前回の記事から3カ月近くも経ってしまった。毎日クタクタである。

 7月に母が退院し、その後の生活は何かと気ぜわしい。退院後、リハビリに通わず、ずっと自宅にいる。歩く練習をすることなく、マイペースを貫く。内科の診察も行かないという。私が諭したところでで喧嘩になるだけで、自分のストレスが増えるだけだ。薬を飲まなくなって調子が悪くなれば観念するだろうと思ったら、なぜか体調がよいのだ。母は順調に回復して今では杖をつかなくても歩けるようになった。一度だけ転んだが、そのときは薄型テレビを抱きしめた状態であおむけ倒れていた。どうしたらそんなふうに転ぶのか不思議だが、おそらく転びそうになってテレビに捕まった瞬間、大事なテレビと思って抱きしめたのかもしれない。お尻のあたりに小さな青あざを作っただけですんだ。

 猛暑の中、誰からも還暦祝いされることがなかったが、自分で申し込んだ平安神宮の誕生祭のお守りが届いて少し実感が湧いた。コロナの後遺症も落ち着き、断薬していた難病の薬を飲み始めて、再び副作用とのおつきあいである。

 そんな矢先、血管狭窄が見つかった。若い頃から、悪玉コレステロール(LDL)はいつも基準値以下だったが、なぜか善玉コレステロール(HDL)が高めだった。

 ステロイドの服用で血糖値が高めなので糖代謝内科にも通っているが、たまたま担当医が体調不良のため代わりを勤めた医師が代謝内科が専門らしく、HDLがずっと高いことが気になったようで、頸動脈エコー検査を勧められた。で、その結果、中程度の血管狭窄が見つかった。薬の処方してもらって、しばらくは経過観察。2度目のエコーでさらに狭窄が進んでいたが、新たに薬が加わってまた経過観察。

 お酒もたばこもやらないし、心当たりがないのだが、医師いわく遺伝的なものだろうということだった。手足がしびれたり、視野が狭くなったりなどの脳梗塞心筋梗塞の予兆が出たら手術ということらしいが、副作用やら更年期やらで似たような症状に悩まされている今、どれが予兆なんだかわからない。きっとこのまま、ばったり倒れるんだろうなと覚悟した。とはいえ、センチメンタルに浸るひまもなく、自宅に戻れば現実が待っている。

 あっという間にすぎた誕生日だが、唯一、良かったことは近くのスーパーの「シニアクーポン」が使える年齢になったことだ。15%引のクーポンが月1で使える。まとめ買いして、リュックとショッピングバッグにつめて、歩いて帰る。チャリも車もない過酷な筋トレである。自宅に着けばヘトヘトである。

 最近、積読本のうち1冊をや~っと読み終えたが、それをブログに書こうと思っても大部分がうろ覚えである。内容全部を忘れないうちにやっておかねば....と今だけでも決意しておこう(笑)。