鈴の文箱

日々の雑感(覚書)、本のこと(ネタバレあり)

無意識のストレス

 母の退院が明後日となり、今週末はゆっくり過ごすつもりだったが、妙に落ち着かない。

 ある程度は回復している自分の体調ではあるがまだ万全ではないし、何より母がどの程度回復して退院するのか見当もつかない。

 味覚オンチの状態で、食事は何を用意すればいいのだろうとか、入浴やトイレの介助はどのぐらい必要なんだろうかとか、月曜日の退院に向けての準備にぬかりはないか、何度も確かめたり、届いた傷害保険の請求書類もチェックして、診断書を書いてもらわなければならないし、なんやかんや考えているうちにひどく汗をかいていた。今日は蒸し暑いからだと思っていたが、こうしてブログを書いている間は流れるような汗は出ない。無意識にストレスを身体が感じているのだろうか。

 5月まで入院中の面会が禁止だったので、母の入院後は病院に頻繁にいかなくてもいいということにほっとした自分に気づいた。自分では気づかないうちに今までずっと「入院したら、なにかしなくてはいけない」と急き立ててきたんだと思う。それをしなくてよいと言う状況にこんなに安堵するなんて意外だった。

 6月の15分間の面会で、久しぶりに会う母は私を見てもうれしそうではなかったし、「救急隊がきたとき、私のバックを放り投げたでしょ?」とどうでもよいことを責めた。「それは救急隊の人の邪魔になるからあわててどかしただけよ」と返したが、やっと予約がとれた面会なのに、なんでそんなことしか言えないんだろうと毎度のことながらがっかりだった。

 その後、コロナに罹ったから当分は行かないつもりが、急遽退院である。そりゃ憂鬱にもなるわと自分で自分を慰めようと、今日は奮発してお寿司とからあげ、そして見切り品だったモンブランプリンというのを買った。食欲がいまいちわかないが、体力つけねばと食べてみた。

 悲しいかな、サーモンやまぐろの味がいまいちわからない。おいしく食べられたのはツナマヨ巻きだけで、唐揚げも衣のニンニクの味しかわからない😢

 でも、モンブランプリンはおいしかった。

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 味覚がおかしくなってから、おいしく感じられたのは、焼きそばパンや菓子パン、コーヒー牛乳とか、スイーツやらで、若い子が好むようなものばかりになってしまった。おかげで食欲がないのに甘いものは食べられるせいか、激やせはしていない(爆)。

 これで元気が出るならそれで良しとしようっと(笑)。