鈴の文箱

日々の雑感(覚書)、本のこと(ネタバレあり)

濡れた足跡⁉

 母の退院は急遽決まって12月20日となり、それから今日まで無事に過ごしている。

 私は26日まで自分の通院と町内会の行事で多忙だったので27日の退院をやんわりお願いしたが、あちらもやんわりお断り(笑)。退院後は忙しいのと同時に、介護認定が降りてない状態なので、私の外出中、母にお留守番をさせなければいけなかった。そんな賭けも無事に終わった。

 ウルトラ級の厄年だった今年もあと数日。とにかく無事に平穏に終わることだけをひたすら願っているが、今朝、マットを干そうとベランダに出たら不思議な足跡があった。南東向きのベランダに小ぶりな足跡(17~18cmくらい)でまだ濡れて乾いていない。写真下が部屋側で上が外側(手すりの影が見えている)

 この場所は母の部屋の窓をあけたところになる。ちなみに我が家は4階。

 ベランダの手すりも周りも濡れていない。写真上に向かって水はけのために傾斜しているので、少し水が流れた様子。

 鳥にしては足が大きいし、そんな大鳥は周辺でみたことない。せいぜいカラスか鳩である。手すりにとまる鳥はヒヨドリがフンを落とすときくらいだ。

 5階に住人がピンポイントで水鉄砲を放つという想像は無理があるし、理由もない。

 そういえば、幽霊の足跡って濡れてるという説を聞いたことがあったような....と検索してみた。

 すると、似たようなケースの記事があった。

結婚当初、10F建て賃貸マンションの9Fに住んでいた。
最上階は高齢の大家さん夫妻で、大変静か。
周りは低層階の建て物ばかりで眺めも良く、居心地は最高だった。

四年前の真夏の日曜日、ベランダに洗濯物を干そうと出た。
カンカン照りの中、濡れた足跡が片足分あり、徐々に蒸発して消えた。
外から部屋に向かってる左足の男性大。素足。
ベランダから見渡せる範囲では異常ナシ、旦那も寝ていた。
今思えば、9Fなのに雨漏りしたりと少しおかしかった。irasutoyan.com

 この話と我が家とを照らし合わせてみると、我が家は雨漏りはなかった。水漏れはあったが、5階のリフォーム工事のミスによるもので、それ以外は起きていない。

 怪奇現象の番組など全く怖がらなかった母だが、さすがにこれは「やだわ~気持ち悪いわ~」と言ったものの、日の当たるその部屋で今日も1日過ごしている。

 今年もあと数日で終わる。これ以上の厄は勘弁願いたく、兎に角、無事に過ごすことを祈る、いや強く念じる私であった。